マザーガイアからの便り・本編~ vol.4

マザーガイアからの便り・本編~ vol.4

2017.1.7  マザーガイアからの便り・本編~ vol.4

前回に続き、20171月のテーマは、ネイティブにまつわるものです。

本日は、時間の許す限り、お伝えできるものはすべてお伝えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

前回・今回のメッセージを届けているわたくしは、第3のスピリットと名乗っています。そしてネイティブの物語を伝えさせていただいております。名前はあえてつけませんので、今後1年間、第3のスピリットとして記憶の中にとどめておいていただければ、幸いです。

そしてこの通信を始める前にひとつ、あなたにお尋ねしたいことがあります。

あなたは、ネイティブというと、どのようなイメージをお持ちなのか、まずそれから私たちにお伝えいただければと思います。

回答・キク:2つのイメージに分けられます。1つは、えば先住民というのは、ネイティブアメリカンにも代表するような、素晴らしい高い精神性をもち、感銘を受ける言葉や行動様式を残しているといったイメージがあります。

もう一つは、とても闘争的というか、原始的・本能的というか、大きく分けて2つのイメージがあるように思います。この通信で伝えたいところのネイティブとは、主にどちらを意味するのでしょうか。

はい。我々がお伝えするネイティブというのは、前者の方です。

非常に精神性が高く、今後の祖先たちへのメッセージを携え、先鋭的な、そして未来を見据えて生きた彼らの物語と彼らの功績。そういったものをお伝えするのが、わたくし第3のスピリットとしての役割です。

ではまず、もう一方の好戦的な側面をもつ民族のことから始めましょうか。原始的な本能による動物的な側面を全面に持ち、生計を営む民族のことから、まずおさらいとしてお伝えせていただきます。

この人間社会を形成している今現在でも、好戦的な人間もおります。また、少数派ではありますが、精神的に非常に成長し、理路整然と物事を理解し、相手に伝える能力に長けている、という人間が実際におります。

それは、先に申しました精神性の高いネイティブの祖先が、枝分かれしていった存在であったと言えることは確かです。

前回お伝えした、アマゾンの原住民というネイティブ民族の中でも、やはり2種類のタイプがおりました。

一方は精神性が高く、あらゆる存在に感謝を捧げ、他者とも融和的で理解心を持ち、自然との深いつながりや親和性を持ち、生きた人々。

もう一方は、好戦的で動物的本能を中心に生きた人々。

アマゾンと言いましても、この2つの民族がありまして、これらが融合されていた状態だといえます。約2万年前の話になります。

そして、ネイティブアメリカンへと少し時間軸を進めてお話をさせていただきます。

ネイティブアメリカンと言われる存在の中にも、やはり個人として、好戦的な性質を持った人間もおりました。その一方、すべてをおさめるような、非常に成熟した魂をもつ人間もおりました。たえずネイティブの歴史は、この両極端の面があったということをまず、認識していただきたいと思います。

 

そして我々は、これからの時代、その高い精神性が理想とされるようなネイティブの話に移ってまいります。

質問・キク:アマゾン、そしてネイティブ・アメリカンについての質問です。タイプの性質の人々は、同じ一つの部族にいたのでしょうか。それとも似たような性質の者同士で、部族を形成していたのでしょうか。

 

最初は同じ部族でしたが、後に分かれていっております。

つまり、性質として両方のタイプがいるということです。好戦的な存在と、そうではない非常に成熟したネイティブの存在。そして次第に枝分かれいった物語。そのような内容をこれからお伝えさせていただきます。

原住民族と言われる人類の物語。以前お伝えしたとおり、我々はグレートスピリットの魂の分霊だとお伝えいたしました。

そしてそのグレートスピリットの分霊でも、なぜこのように好戦的な存在と、精神性が高いもの、その両方が存在するのだろうか、といった疑問が発生してくると思います。

まずはこの疑問から、我々霊団が知り得て理解している内容から、分かる範囲でお答えしたいと思います。

グレートスピリットの分霊が内在しているとはいえ、生物的、動物的、そしてその動物に由来する脳の働きで、好戦的で非常に戦いを好み、自分の力を顕示しようする人間がたくさんおります。

その中で、いかに神聖、つまりグレートスピリットの片鱗を育てていくかということが、人類のテーマです。この内容をあなたは今聞いて、理解できますか。

 

回答・キク:はい。大丈夫です。

それでは、人間の持っている男性的な要素、そして女性的な要素の話に移りたいと思います。我々はその男性的な要素を2種類に分け、そして女性的な要素と合わせて3種類があるという理解のもとに、ネイティブの話を進めてまいります。

性別の違いで、オスとしての本能が強い場合はどうしても好戦的にならざるをえません。そしてそのオスとしての好戦的なあり方である、争い、相手を打ち負かすこと。このような経験をしながら、高い精神性に向かって成長していくタイプもあります。

オスとしての種類の区別ではありますが、そのような経験をした中から、神聖、グレートスピリットの分霊意識が芽生えていくといった物語が、最初から組まれております。

ですので、男性・女性の2種類の性別と、男性の中には、この2種類があるということを大前提として理解していただきたく、改めてここからスタートしたいと思います。

 つまり、男性は両極端のものを持っているということです。

非常に融和性があり、調和しようとする素質。

そして好戦的に戦おうとする性質。この何百年、千年二千年、そして有史以前から続くこの争い。そういったものは、男性的な要素からもたらされていることを、今現在に生きる方々に理解していただきたいと思いますので、このことからお話させていただくことが非常に重要だと、我々は認識しています。

グレートスピリットは初め、戦いの中でその相手を殺め、ある時は食べるものを殺め、その存在は何を感じるのか、といったテーマに沿って、分霊されました。これは、どのような種類であっても同じです。

ですので、この物語を細部にわたっていくことは、かなりの時間を要します。これは必要だと思われることだけをお話しさせていただいて、次の展開に進んでいこうと、わたくし第3のスピリットは考えています。

先ほどお話しした男性の好戦的なあり方、そしてその中で学んでいくといったお話。一方、女性的ないのちや物事を生み育むあり方。これは対照的に位置づけされています。

 

グレートスピリットの話では、このいのちを生むもの、育むものについては、自分の体内から次の祖先を生むということ・・・これは人間の子どもに限らず、この世界に必要とされるあらゆる調和のある物事を生み、そしてグレートスピリットの性質をその自分の性質に合わせてこの世に誕生させるというテーマ、そして、物語があります。

そういったものを携えていますので、その性質上、女性は本来精神性が高く、我慢強く、またどのようなことが起こっているか注意深く観察しながら、物事を、そして命や、自分の裾野を育てていくといいった物語があるのです。

性別の違いを経験するというのは、このようなグレートスピリットの物語から発生しています。

ではなぜ、男性の中にも女性的なものがあるのか・・・

これまでの、長いスピリットの転生の間には、女性の性のときもあります。

つまり、現在女性の性に生まれていても、長い転生の中では男性の性質も経験していることもあるということでもあります。

男性の中にそのような良い性質がスピリットに融合している場合、世の中の動きに合わせて、その転生した人生の中でそれらを発動する目的があれば、女性的な育む調和的な性質を持っている男性の数が多くなってくるという現実・事実あります。

大まかにではありますが、性別の違い、そして性質の違い、そして転生の間には両性を経験しているといった話をしました。

ここで再び先住民族について、話を進めていきたいと思います。

地域によって、それぞれ色濃い特性をもつ現実もあります。

生贄や殺めることに、快楽の要素をもつ素質が目立つ地域も存在していたと我々は感じています。

 

そして北米インディアンというのは、男性であっても女性であっても、グレートスピリットに由来する物語を理解した民族でした。

有史以前、初めてそのようなことを理解し、神がかり的なこと、そして自然にまつわること、そのようなことを現代につながるメッセージとして残していった民族です。

おおよそ、7割以上がそういった性質をもったネイティブであれば、それはグレートスピリットからみれば、非常に理想的民族との位置づけとなります。

この流れを前回お伝えしましたが、アマゾンの先住民から、ネイティブアメリカンが途中で発展していき、その子孫が北上しながら、日本にも伝わっていきました。

ですので、日本の原型の民族は、そのように非常に精神性が高く、そもそも好戦的な性質ではなく、人とつながり調和するといった性質をもった、とても理想に近い民族だったということを再確認していただきたいと思います。

これは、民族を個別化するのではなく、理想論としてお伝えさせていただければと思います。そしてその流れもその大陸を北上しながら、現代のケルトと呼ばれる、白人の方々が住んでいる地域にも進んでいきました。

そしてそれは最終的に、アフリカ大陸にまで影響を伸ばしているということをお伝えします。

アフリカ大陸はアフリカ大陸で、また発祥が違うということがあります。

そしてアフリカ大陸と、いまの国で家えばインド、パプアニューギニア、そのような国は、地域としてはまったく違う発展、意味合いがありますので、このことを次回のネイチャーインスピレーションで触れたいと思います。

大まかにではありますが、今日はネイティブとしての概念、また性質をお伝えさせていただきました。


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