マザーガイアからの便り・本編~ vol.20

マザーガイアからの便り・本編~ vol.20

2017.9.23  マザーガイアからの便り・本編~ vol.20

マザーガイアです。
この通信も、もう後残すところ数少なくなりましたね。(2017.12までの予定)

今回のテーマは、人間同士、そして人間と動物たち、そして人間と自然界。このテーマに沿ってお伝えしたいと、やって来ました。

今回もみなさまの前にふれること、私たち霊団は誇りに思い、うれしく思います。
この通信を読まれている方々、そして初めて読まれる方、ようこそいらっしゃいました。

14のスピリットからなる霊団を代表して、マザーガイアからのご挨拶です。
みなさまのすばらしい湧水のような感性と心に今日の言葉を添えて、ご自分の人生に必要なものだけ受けとり、持ち帰っていただきたい。そう切に願ってやってまいりました。

伝え手は、いつものカンナ・カムイです。
そしてカンナ・カムイのサポート役に、前回と同じ女性の方々が隣にいらっしゃっております。(編集注:この意味は、女性のためサポート役、という意味ではなく、カンナさんよりはるかに新しく地上でのお役目を終えた、自然界と近代事情にも精通した女性の方々で、霊団のメンバーではないということです)

それではカンナ・カムイに替わりましょう。

カンナ・カムイです。

人間同士のペア、親子関係、まずこのことからはじめましょうね。
人間の存在は、ネイチャーに、自然に属しております。あなた方も自然の一部なのですよ。

一つ一つのスピリットは、カリキュラムを組みながら、素晴らしい理想的な人間同士の関係性を克服するために生まれてまいります。

恋人同士であれ、親子であれ、兄弟であれ、または夫婦であれ、この関係性は変わることはありません。
現代で言えば、同じ同性同士の恋愛、それもまたひとつ、超えるべき、そして絆を深く育てるためのカテゴリーですね。
あなたは、いままでのこの人生の中、どのような人たちと関係性を結び、何を学び、何を得たのでしょうか。

まず、わたくしカンナから、あなたに対してこの問いをお渡ししましょう。

回答・キク:さまざまな関係がありますね。
大きく分ければ3つか4つくらいなのかもしれません。
ひとつは、信頼感というのを初めから感じるような方々がいます。その方々からは無条件に信じあったり、助け合ったりする、愛というのを学びました。この世界に生きている幸せを感じることが出来るような関係です。

もうひとつは、先ほどと対極的な、なかなか理解し合えない、という関係ではないでしょうか。これも気を使いつつ試行錯誤の中で、相手の良いものをみて、互いに歩み寄る、尊重しあうための距離をはかる、ということを学びかけている所です。

それと、認め合えない関係というのもありました。これも、認められないとか意地わるそうな思いだなあというのを、憎しみで返さず、あなたはあなたですばらしい、ということを概念ではわかりかけてきた、学びの真っただ中、ところです。

いまの感想ありがとうございます。
そしてあなたは今までの人生の中で、関係性の中でこれを成し遂げた、このカテゴリーを卒業したという事を自負していることはなんでしょう。

キク:相手の激しい反応に対して、激しさで返さないこと。つまり相手の自分に対するマイナスの思いにマイナスのもので返さない、ということの気付きです。まだそれがいつも出来ているとは言えませんけども。

おおよそ、やろうとされてますね。それは成長です。人は、このところで人間的な感情で言えば、地団太を踏みますね。
苦しいです。切ないです。ですが、そこで地団太を一生踏むわけにはいかず、なにやら理解しよう、そして無理なものは無理なのだ、ということで、その次に移行しようという思い。この2つがその方々を成長させるのではないですか。

質問・キク:次のところに行こう、というのはどういうことでしょうか。

憎しみあい、そして理解し合えない、あなたのここがどうしてもわたしは許せない、そのような心から卒業することです。それはあくまでも、その感じている個人の感情ですので。相手が交わった感情ではありませんね。

それがすべての苦しみの原因ではないでしょうか。ならば、自分自身がそのとらわれを卒業する、イコール手放すということですね。憎しみの心、思いを手放したならば、何が芽生えるでしょうか。

回答・キク:軽やかさでしょうか。自由な心でしょうか。

もう一つ大切なことがあります。自身の特性を知るということです。
100人いれば、傾向としては60通りくらいのタイプがあるでしょう。同じ人間はいないと申しますが、性質的に似通った方々がいますね。

ですので、自分自身を知り、自分の範疇の中で感じたものを受け入れられるものだけを受け入れながら、そして許せるものだけを許しながら、あとのことは宿題とした方がよろしいのではないでしょうか。

宿題があれば、必ずそこから成長することが可能ですね。
人生は宿題の連続ですよ。
あなたもだいぶ宿題のカリキュラムを乗り越えていらっしゃった。こういった通信の応答役と言われるものは、そのようなことを乗り越えなければなれません。

ごらんなさい。この木の実はどのようなことで存在しているでしょう(前にあったドングリをさして)次の世代にこの性質を残すためです。

人間を育てるのは、人間が最適です。また人間を傷付けるのも人間ですね。この両方を経験して、あなたはどちらの自分で生きたいと願うでしょうか。

すばらしいのですよ、人間という存在は。夫婦であれ、友人同士であれ、会社の同僚であれ、そして同じ同性で愛し合う二人にしても。人間のカリキュラムは同じです。

相手を理解するため、自分自身の善き部分、それぞれのカリキュラムを理解するために生まれました。そしてその経験を次の世代に残しながら、その人生を終わるのです。この短い言葉数だけでも、すばらしい人生だとは思いませんか。

そして人間と、人間ではない存在達。動物やその他の存在の話に移行しましょうか。

あなたに馴染みがある、この通信を読んでいる方々にも馴染みがある、人間の伴侶と言われる動物達。彼らはどのようなカリキュラムを持って生まれ、人間の暮らしの中に溶け込んでいるのでしょうか。
あなたの知り得ている範疇でお話しください。

回答・キク:彼らも、人間から愛を受け取って進化していく、ということ。それと、人間との間に芽生えた愛情、彼らが持っている純粋なその資質、それを人間に提供すると言いますか、成長のために、ということをこの通信でも深く確認しました。

人間の方も、弱いものというか、守る必要があるいのちを育む、という気持ちが芽生えます。何より自分という存在を丸ごと愛して受け入れて喜んでくれる存在です。そして彼らは彼らで、人間から愛やいろんなよいものを受け取って、成長していく糧がたくさんあるのですね。

無数にあります。

回答・キク:ですので、本当に伴侶と言えるのですね。彼らは、受け取るだけでも与えるだけでもありません。

そうですよ。相互に交換していますね。
考えてもください。なぜ縁があって各伴侶動物たちは、寸分の狂いもなく、その飼い主となる方々の生活に溶け込むのでしょうか。
それは、スピリット同士の縁、素質、そして互いに成長できるから。それには、信頼関係があるからではないでしょうか。伴侶動物と呼ばれる存在達のことは今理解できたでしょうか。

それでは、伴侶動物ではない、この自然の中に存在しているいのち達は、どのような関わりを持ち、存在しているのでしょうか。

回答・キク:人はなぜ、野生動物の、本当に美しい自然界でのびのび自分達らしく、そのいのちの習性らしく過ごしている動物の写真や映像に感動を覚えるのでしょうか、と逆に私は思いました。

なぜでしょう。
躍動している生命体は、光り輝き、その輝きの中にグレートスピリットの片鱗を見て、神々しく、そして敬う気持ちが発生するのでしょう。

回答・キク:わたしがやっているSNSは、美しい自然界の動物たち、自然界の姿、花々が人気を集めています。そのようなことなのですね。わたしもそこで感動する瞬間が好きです。

はい。自然界はグレートスピリットそのものである、ということ。そしてそのグレートスピリットは、それを見ている人間たちにも、その核となるものがあります。美しいな、素晴らしいな。こうありたいな。なんと神々しいのだろう。なんと愛くるしいのだろう。そしてなんと力強いのだろう。自分もこうなりたい、こうありたいと願うのではないでしょうか。

感動して、ときには涙が頬をつたわっていきますね。人間の誕生は、その感動を知るという事です。
そしてカリキュラムは、己の、そして兄弟姉妹達の魂に触れ、人間らしい感情を育てていくという事が、このみなさんの人生の目的ではないでしょうか。

前々回、わたくしたちのような存在は、オーケストラの観客だと申しました。
まさにわたしたちは、あなた方の素晴らしい素質を発見するために、そのことを成長させるために、あなた方を日々拝見しています。

すばらしい素質を、グレートスピリットに帰る道筋を、早めに自分の人生の青写真に写していってください。

キク:自分を知るという事が何より大切だと、先日の講演会で聴きました。その通りなのですね。これまでそのような言葉は、100も200も目にしたり耳にしたりしたかと思います。
ですが、本当の意味でそれを発見した人、そこまで乗り越えてきた人の、人の意識を引っ張り上げる力に驚いたんです。

あなたもそのような人に成長してくださいね。そしてこの通信を読んでいる方々。あなた方もまさしく、素晴らしい存在です。人々のお手本となり得る素質を身に付けた方々です。
どうぞこのわたしたちの言葉から必要なものだけを受け取って、ご自身の人生にお戻りください。

今日はありがとうございました。またお会いしましょう。


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