月: 2017年12月

マザーガイアからの便り・本編~ vol.26 最終回

マザーガイアからの便り・本編~ vol.26 最終回

短い時間、自然界の声に耳を傾けてみませんか。

2017.12.29 マザーガイアからの便り・本編 ~ vol.26~最終回~

こんにちは カンナ・カムイです。
いよいよ今回で最終回を迎えました。今回は、この年の瀬に、次のバトンを渡すための一石を投じたいと思います。人類の歴史がずっと続く以上、バトンは次に渡されていきます。

最近この通信を読まれている方々は、何かお気付きのことかと思われますけれども、10年、20年前から言われ続けてきた新しい子ども達のこと・・・その子ども達は今やっと、自分の人生を歩む準備が出来つつあります。

この時こそようやく、わたしたちの物語、準備した事柄がスタート・始動していくものと、わたしたちは笑みを浮かべながら、その子達の様子を目のあたりにしています。

そのようなことを踏まえて、今日は❝バトン❞というテーマで、これからお話をさせていただきますね。


では初めに、この通信を毎回読まれている方々。そして初めて読まれる方々へのご挨拶から始めたいと思います。ようこそいらっしゃいました。わたくしたちは、14のスピリットから構成されている霊団です。

ネイチャースピリット、というテーマを踏まえながら、自然界とみなさまとの関わりを、この一年間伝えさせていただきました。最終回にあたり、みなさまに感謝申し上げます。

今回はバトンというテーマで、目の前にいらっしゃるキクさん、次のバトンというものは、どのような橋渡しをすれば理想的になるか、ということを、あなたの認識を聞かせてください。

回答・キク:そうですね。これまでの智慧を、引き継ぎつつ、新しい世代のものを取り入れて行くように、という思いで伝えていく、ということでしょうか。

はい。スピリチュアルと呼ばれている事柄の中で、インディゴチルドレンと言われる方々、クリスタルチルドレン、レインボーチルドレンと言われる方々がいるという話を、あなた方は知っている方もいらっしゃるでしょう。初めて耳にする方もいらっしゃるでしょう。

ですがそれは、役割や分担がほんの少し違うだけで、明瞭に差はありません。この物語を完結するために、おおよそ50年前や70年前から、そのような性質を持つ方々が、次の世代の道標をつくるバトンの役割をしようと、この世界にぽつぽつと存在しましたね。

時には苦しい人生を送りながら、時には途中で挫折しながら、本当に歯をくいしばってがんばった方々も、わたくしたちは存じています。もう苦しい、苦しい、という時代ではなくなってきましたけれども、この役割分担を明確にする時期がやってまいりました。


みなさん、志を持って生まれてきても、それが叶うとは限りません。ですが必ず、あきらめなければ違う形で、その志や未来へ向けた思想が受け入れられる時代がやってきます。

この通信に興味を持ち、読んでいる方々は、そのような性質が強い方々だと思います。ですが、一般社会にまぎれながら、なかなか自分が思っているようなことが出来なくていらっしゃる。

ですがそれを後悔なさらないでください。次の橋渡しの準備をしているのだということです。

よろしいですか。みなさんは自分の人生をかけて、「こうあっていきたい」といった気持ちがあれば、心があれば、熱意があれば、それが必ず姿を現し、次のバトンをもった人々に渡っていきますよ。あきらめないことです。


あなたを含めて、この通信を読まれている方々。自分の人生の中で、次のバトンを渡す準備に入ってください。

必ずそれは、次の豊かな人々の変化につながります。仮に自然のフィルターを通して、すばらしい写真を撮る人がいるとすれば、その方は自然の奥深い部分を映像として残しています。それにその人らしい言葉を付け加え、発表することもできますけれども。

また、自然に寄り添う暮らしを経験していく人。その方々の人生も、同じように豊かな影響が波のように広がって、この世界に根付いていくことでしょう。自然は多様性ですので、球面体です。一つの方向からフォーカスすれば、必ず限界が出てきます。

新しいアプローチを見つけることが大切です。なにせ、地球は丸いですからね。点と点をつないだら、その間の点をまた探してつないでいく。

それがこの地球と一緒に生きていく、といった物語なのではないでしょうか。新たにつながる点は、いのちの尊さであり、新たにつながる点は、人間同士の理解力であり、違うつながりは、違う要素を持っている可能性もあります。

人間と自然、人間らしい生き方、その意味合いが理解出来れば、素晴らしい人生ではないでしょうか。そうは思いませんか?

わたくしカンナ・カムイも今年の初めから、たくさんのことをお話しさせていただきました。
わたしたちの約6000年前の、縄文時代の出来事やら、今現在に伝わるような物語もお伝えさせていただきました。

これはバトンを渡し、時期が来たならば、その時代の言語を使ってお伝えする、という出来事が今回完成されたのだと思いますが、いかがでしょうか。

言語は千年単位で様相が変わっています。ですが、人とつながろうとする性質は、未来永劫、過去からいままでも変わりはありませんよ。

そしてこの通信は、他の通信から比べて、あまりにも素朴過ぎ、そして現世ご利益的な不思議なことをあまり話さないこともあって、まだまだ人々の認識からは離れている部分がありますけれども、わたしたちは、必ずこれは必要な方々に届くと信じて、このように一年間と区切り、通信を行ってまいりました。

変わることがない、基本的な在り方をすれば、必ず世の中は良い方向に向かって行きますよ。

人間は、ひとつの種であります。肌の色や言語は違えども、まったく同じ性質をもった存在です。素晴らしい性質を持っています。わたしたちも、身体を持っているとき、それを体現しました。

これから教育分野、一般常識、自然とのかかわり方など、あらゆる分野でたくさんの軌道修正がされるでしょう。

どうかみなさん、自分の得意分野を駆使して、次の世代へつなげていってください。これがわたしたち霊団からの願いです。難しいことは一切、ありませんよ。


昇る太陽に感謝し、沈む太陽に礼をはらい、今日も生きていて本当に良かったと思える毎日を過ごしていってください。

これで、14のスピリットから構成されるわたしたち霊団は、あなた方との交流をいったん終了させていただきます。

あなた方は、一つの例外もなく、零れ落ちることなく、ご自分の人生を歩んでおられるのだという事を理解なさってください。

本当にありがとうございました。
霊団を代表して、カンナ・カムイからのご挨拶でございました。
感謝申し上げます。

マザーガイアからの便り・本編~ vol.25

マザーガイアからの便り・本編~ vol.25

2017.12.21 マザーガイアからの便り・本編~ vol.25

こんにちは。今回はわたくしカンナ・カムイが通信をお伝えさせていただきます。

では本日のテーマは、現実世界と非現実世界ということで、ほんの少し、為になるようなお話を交えながら、お伝えいたしましょう。

あなた方がいま生活しているこの世界は、現実の世界でしょうか。非現実の世界でしょうか。この次元での先入観、またはこの世界の目線で言えば、現実世界です。

そしてわたしたちの世界、この肉体を持たない、想念、意識の世界からすれば、この意識の世界こそが現実世界です。あなた方が暮らしているこの世界は、非現実世界になり得ます。

これは表裏一体、表裏はなく、そこに暮らす意思を持った存在が、それを決定づけるということを理解していただきたく、今回のテーマにのせています。今の言葉を踏まえて、キクさん、あなたはこのことをどのように受け取られていますか?

回答・キク見ている側によって、現実と非現実が変わるという事ですね。

はい。さすれば表裏一体の世界、交わらなければ本当の物語は理解出来ない、と思いませんか?物語とは、グレートスピリットの元に還る筋書きという事ですね。総てを理解し、そして経験を持って還っていくという事です。

表裏一体の世界は、この次元に存在しています。そしてそこに暮らすものたちも、現実の世界で存在しています。


例えば、この通路の佐藤という人間は、何をもってこの世界に存在しているのでしょうか。
ただ無駄な時間を過ごすためでしょうか。生まれた目的を達成するために生きているのではないでしょうか。

個人的なことを申せば、少し複雑なことになりますので申しませんけれども、みなさんの生活にしても、なぜパートナーを選び、そのパートナーと暮らしているのか、なぜ種が違う動物達と一緒に交流居ながら生活しているのか・・・

そうですね、会社の人間関係もそうです。友人関係もそうです。すべて密接につながっている物語だと思いませんか。

私たちのこの14のスピリットから構成されている霊団、この集合もまったく同じ方向に向かって進んでいるので、助け合いながら存在しています。これらが意味することは、どのようなことなのでしょうか。あなた方に、わたしたち14のスピリットが問いかけていますよ。

そして人間としてこの世界で生きているきくさん、この一年間、わたしたちとお付き合いいただいて、この通信を実体験として聞いていたあなたにうかがいます。表裏一体のこのストーリーは、果てしない物語ではありません。あなた方がそのことに気付いたならば、そこからこの帰り道が決まっていくのです。

あなたは今まで、この人生の中でどのような楽しいことがあり、気付きを得て、人間関係やその人間の世界とどのように密接に関係して生きてきましたか?

このグレートスピリットに還るというストーリーは、人間同士の交流、その他のいのちとの交流で学んでいく中で行われることが決定されています。

分かりやすく言えば、自分以外の存在を交流して、どのような経験値を得て、グレートスピリットの存在を意識出来ましたか、ということです。

キク:人間同士の交流ですと、いがみ合っていたりするよりも、そこに輪のエネルギーを自分から発動して生じさせれば、おなじグレートスピリットの兄弟姉妹同士という事で、なにかそこに別の空気が生まれることを経験しています。
動物達からは、守りたい存在であるという内なる思いがあって、それは同じグレートスピリットが源になっているからこそ、ということを知りました。ということでしょうか。

はい、そうですね。そのような交流を経て、相手の方には、物質だけではない、肉体だけではない、違う存在意義があるということを理解します。

それは、命にはスピリットが内在している、ということを理解するということです。

不思議な生命の神秘、不思議な人間の感性の神秘に触れて、初めて会得できるものですね。人間は、心から理解しなければ次の段階に進むことが出来ませんので、簡単ではありませんけれども。

いずれ自分の努力をもって克服していったならば、相手より、自分の方が優位だという感情は芽生えません。それが芽生えなくなってきた時に・・・これが大切です。

相手の方は、自分をそのような気付きに導いてくださった方なのだ。そのような思いだけをその相手の方に届ける。また、自分には自分の人生の確固とした目的があって、その目的に従事しながら生きて行く。といった心構え。

そうすれば、世の中はすべておのずから理想的な輪郭に整っていくのではないでしょうか。わたしたちは常々思いますけれども、いかがでしょうか。


たくさんの先駆者がたくさんの言葉を残し、こうであって欲しい、といった祈りを残しながら・・・

そうですね、各国の宗教の中に、そして神仏の中に、例えば芸術作品の中に。そのような思いを込めて行ったのでしょう。

中には今現在も、人を魅了してやまない作品も存在しています。そのようなものは、その制作した方の思いが今現在も生きているということです。

思いが生きているという事は、たましいは不滅に内在し、そしてその時その時の人生は、確実に現実に行われた痕跡が残っているという事をご理解ください。あなたは、先人が残した作品やデザインしたもので、なにか琴線に触れた作品がありましたか?

キク:その時々でありました。絵画や文字や音楽にしても同じですね。

はい。印象深かったことですね。俳句であったり、本であったり、生き方であったり。そして短い歌の中にもそれが入っています。それはずっと続いていく、バトンのようなものです。

この通信を読んでいらっしゃる読者のみなさまも、このような作品が存在しているという事を、あなた方は本当に理解しているはずです。自然界も同じですね。

ですので、人がどうしてもこの作品が好きだ、この歌なら何時間でも聴くことが出来る、リラックスする時に、この本を読むと安らぐ、ということは、その方が残してくれたあなたに対するプレゼントのようなものです。それを大切にしながら日々を過ごしていくことが、生きる意義でもある思われませんか。

そして現実と非現実。
このある意味、別世界の繋がりは、どのような位置づけで認識すれば、理想的な認識になって行くのでしょうか。

それは簡単なことだと思います。

両方現実なのだということ、両方が独自で存在している世界なのだということ。片方だけでは存在できない世界があるのだということを、理解してください。

わたしたちが存在できるのは、あなた達の世界が存在しているからこそ可能なのです。
素晴らしいのですよ、身体を持って経験できるという事は。五感を通して他の命と交流できるということは。

風を感じ、光を感じ、多様な命と交流できること、四季折々の自然の風景を二つの目で見ることも、そうでしょう。この肉体を持って生きているだけで、沢山の学びを得ることが可能です。みなさんは、それを実践なさっている、とても大切な個としての存在だという事をご理解ください。

何を望んで生まれてきているのか。今の職業を通して、どのような人との交流が出来るのか。世の中をほんの少しでもよく出来る、世界との関わりは個人レベルでも可能です。

どうか、今日の通信を踏まえて、ご自身の生活にこれが良いな、と思ったものを持ち帰ってください。そうしていただければ、わたしたちのこの関わりは完成されます。そしてこの14のスピリットの目的を達成できることでしょう。

親愛なる兄弟姉妹のみなさま、この時間をわたしたちの通信を読む時間に充てていただいたことに感謝しています。次回またお会いいたしましょう。
ありがとうございました。