2017.10.31 マザーガイアからの便り・本編~ vol.23
マザーガイアです。
では今回も、マザーガイアからの便りを始めましょう。
今回は、原住民と呼ばれている、ネイティブ・スピリットに近い方々のお話し。そうですね、あまり時間は長くはないですが、その真髄をカンナ・カムイが伝えさせていただきます。それではここからはカンナ・カムイに替わりましょう。
カンナ・カムイです。
この通路(ミディアム・佐藤)は、ダイレクトにわたしの意向を通すことが可能になってきました。素晴らしいことですね。あなたにも感謝を申し上げます。
では、読者のみなさま、初めてこの通信を読まれるみなさまへのメッセージです。
みなさま方は、精霊の世界を知ろうとされている方々です。ネイティブ・スピリットは、精霊の世界の意向に沿って生きる営みを経験し、体現しながらこの地球上に暮らす人々です。
ネイティブ・スピリット、それはよりよく生きようとする方々です。
どうぞご自身が必要な言葉だけを受け取り、自分の人生に持ち帰っていただきたい。そう切に願い、今日もやってまいりました。
伝え手は、カンナ・カムイです。
この地球上には、ネイティブ・スピリットと呼ばれる自然に根差した、素晴らしい性質をもつ先住民族と呼ばれる部族がたくさん居ります。
俗に言われる東南アジア、アジア諸国、欧米諸国にも居りましたね。
その彼らは、代々伝わる自分達の部族の教えを忠実に守り、自分達の世界の範疇の中で暮らしていました。時は過ぎ、あらゆる世界、国境がボーダレスになったこの時代、どのようなことが起きるか、非常に楽しみですね。
ある意味では、部族間の境界線がなくなり、自分達部族との精霊の世界、その他の部族の精霊の世界はまったく同じであった、という気付きはどのような世界を構築するでしょうか。つくるでしょうか。
それは、紛れもなく人間同士が支え合う世の中に近づくはずです。
わたしも、北東北のかの地で営みをしていたころ、他の土地にも同じような自然信仰を持つ他の部族があることも知らずに日々の営みを送っていました。
やがて肉体の死を迎えてその身体から離れ、世界中のネイティブスピリットとのたくさんの繋がりを知った時、本当によろこびに満ち、自分の身体が震えたことを覚えています。
ではここでキクさん、あなたに質問いたします。
ネイティブ・スピリットとは、どのような底力を持っている物語なのか、あなたの認識をわたしたちに伝えてください。これまでのわたしたちとの関わりで、その意味合いを理解したものと思い、あえてこの質問を投げかけました。
回答・キク:底力、ですか。ネイティブスピリットを体現する者たちの、グレートスピリットから受け継いだ、自然と暮らす智慧、自然と一緒に地球に生きるもの達と共に歩み、向上していく智慧を伝えていく底力でしょうか。
あなたからの言葉を聴き、とてもよかったと思っています。まさしくその通りですね。
わたしたちは、まさしくその事を伝えたく、遥か昔から時期を見据えながら、行動してきました。
多少この真意を伝えるには時代が早かった時期もあります。また、わたしたちも経験値が成長していなかった部分もあり、少し異なった時代背景の方々に伝えたこともありました。
ですがそれはすべて、今につながる経験でした。いまわたしたちは、伝えるべき時期に、伝えるべき内容を内在し、手に持ち、こうして必要とされるぴったりの方々にお届け出来ることに、安堵しています。
この通信を読んでいる方々。あなたがたはすべて、そのような方々です。どうぞあなた方の人生に、感性に、善きものだけを受け取り、持ち帰ってください。そしてあなた方は責任ある存在です。どうぞ自由にその責任感を表現してください。それが私たちの願いです。
では、ネイティブの部族の話に戻りましょう。
この世界の発展途上とされる国や地域に存在している人々は、貧しいのでしょうか。豊かなのでしょうか。あなたはどちらかお分かりですか?
回答・キク:見る角度ですね。
はい。まさしくそうです。見る角度によっては豊かであり、見る角度によっては、「ああ、貧しいな」と思うでしょう。そしてこれから固定の地域を差しますが、これは編集者としての自由意思におまかせいたします。記するのも記さないのも、あなたの自由ですよ。
このアジア諸国には、たくさんの発展途上とされる地域があります。
ベトナムにしろ、インドにしろ、そうですね・・・タイ、インドネシア、フィリピン・・・たくさんの国があります。ボルネオもそうです。南米に位置する国々もそうです。
いま、伝えた国々は、すべてネイティブ・スピリットの働きが色濃い国々ですよ。
なぜなら彼らは伝統的な、その地域で何十世代、何百世代もそこに住んでいます。そしてその伝統的な教えは、どの地域も一つに集約されています。
「自然の恵みと共に生きなさい。そして自然の背後にある、神という存在を敬い、その教えを守りなさい」
時期が来れば、いまお話しした地域は、経済的にも豊かになっていくでしょう。なぜならば経済というものがこれまでの様式とは変わっていき、その地域性と、その地域と地域をつなぐ人間性を豊かにするからです。
紙幣の健全な運営は、その地域の経済性を豊かにしてくれます。もう、今までのような経済の在り方では成り立ってゆきません。
ですので、いまお話しした地域は、独立して世界に向けて自分たちの営み、そのネイティブ・スピリットの在り方を健全に育てていくことでしょう。
その地域には、非常に知性豊かな代表者が今後おおよそ10年程度の時間を経て、誕生していくでしょうね。これはわたしたちの感じた、今後の予定をあらかじめお伝えしています。この地域が豊かになれば、世界の関係性は大きく変わります。豊かにつながりやすいインターネットの世界は、そのためにも存在することでしょうね。
わたしたちは、これからの世界に対してネガティブな思いを持ってはいませんよ。このことに対して、一般的な人間として、質問などがあれば投げかけてください。
質問・キク:はい。なぜ、東南アジアのそれらの地域が経済的に豊かになっていくのか、という図式が良くわかりませんでした。
その国はその国で紙幣をまわしていけばよろしいのです。豊かな自然の中には、たくさんの産物があります。これは搾取ではありませんよ。育てながらそのような産物を必要とする人々に、紙幣を介してお分けするということです。
それは、豊かな経済性を産むでしょう。国の中でも、その他の国が必要になってくれば、それば貿易になってきます。
経済のしくみが変われば、紙幣的、経済的な貧しいというということから脱却するでしょう。豊かさというのをその地域と欧米諸国、そしてわたしたちの日本と比べてはなりません。あくまでも豊かさは、その民族たちにとっての豊かさということです。
この世界で言われる発展途上ではない、先進と呼ばれる国の人々は、その後、心が豊かになったでしょうか。この答えがすべての集約だと私たちは思っていますよ。
そして自国で食べ物を自給する割合も上げていくことです。そこには、いわゆる先進国から沢山の技術者がそこに出向き、サポートしてまいります。
ネイティブ・スピリット、それを内在している部族の方々は、それを環境破壊ではなく、環境と共生しながらやっていく感性が身についておりますので、本当の意味でその部族だけに任せすれば、環境破壊にはつながりません。
質問・キク:世界でもそれらを学んで、そしてその中にテクノロジーも取り入れて行こう、という事が始まるのですね。ネイティブスピリットを尊重した、技術者たちとの国を超えた交流ですね。搾取ではなく、過去の時代とは違う付き合いといいますか。
そうです。もう始まりつつありますよ。搾取ではありません。サポートです。助け合いです。これが、人間同士の争いをなくし、互いに豊かにこの地球上で発展していくしるしです。
質問・キク:ネイティブが軽んじられて、その純粋な在り方から、搾取される時代は終わっていくということなのですね。
はい。それらの地域では教育が重要になってきます。教育というものは、洗脳ではありません。豊かに考える知恵を磨くという事です。
国際レベルで読み書き、感情のコントロールが出来る叡智を身に付けた方が存在、成長すれば、争いはなくなり、互いを尊重しあう世界が誕生するのではないでしょうか。
自分達の主張も、相手の方に届けられる智慧は身に付けなければなりませんね。
質問・キク:一昔前までは、ネイティブの人々を軽んじて、何か自分たちの利益につながるようにしよう、などということがあったようですが、ネイティブを伝えていく方々の行動や活動の成果で、ネイティブスピリットという叡智は、後世に残さなければならない大切な遺産である・・・という意識が広まってきたともいえるのですね。
人間は、すべてグレートスピリットの分霊です。ネイティブスピリットは、その性質を忠実に守るための存在です。その中では、自由な判断もありますね。どこのネイティブでも、精霊に対して尊厳をもっていない部族はありませんね。
キク:どんな活動にしても、未来に向けてメッセージを伝えていくという人々がいるからこそ、そういったことが世界に広がっていくのですね。人権も環境も動物もそうでした。
はい。そうすれば人間世界だけではなく、自然環境や、自分達だけではない他の命に対しても、そのような敬い、すべてがそれぞれに大切だ、存在意義がある。という思いが誕生すれば、現在行われている望ましいとは言い難い行動は、だいぶ移り変わっていくのではないでしょうか。
この星は、グレートスピリットの教えを体現する教室です。他の惑星にも、同じような時期に、同じようなことを経験している星々がたくさんあります。
それほど、グレートスピリット・創造主といわれる存在というか、思いと言いますか、それは計り知れないものです。限られた時代・時間を、肉体を持って経験すること。それはその存在が何を経験するかによって価値観が決まります。
先進国も、発展途上の国も、互いの感性を讃え合いながら、相手の尊厳を守りながら交流していくのがこれからの世界です。
どうぞみなさま、この物語を読み、ご自分の次の世代にバトンを豊かに育ててお渡しください。今日のマザーガイアからの便りは、これで終了させていただきます。
次回は、これまでよりもう少し違った観点から、わたしたちの目線を通して、みなさんに人生の目印をお届けすることを、ここにお約束します。
今日はありがとうござまいました。